ロジスティクス4.0に向けたブロックチェーン活用の取り組み【ドローン編】
2020年05月08日
目次
- 前提
- 無人航空機システムを活用したロジスティクス4.0
- ブロックチェーンベースのUASの事例
- ブロックチェーンベース無人航空機システムのサプライチェーンはどのような場面で有効なのか
前提
本レポートは無人航空機システム(UAS:Unmanned Aircraft System)、所謂ドローンによる輸送にブロックチェーンを活用する取り組みを概観しその有用性を考察します。
無人航空機システムによる配送をはじめ、自動運転トラック、倉庫ロボットなどIoTの進化によりサプライチェーンの各領域において省人化の試みが進められています。これを一般的にはロジスティクス4.0といい、人材不足に喘ぐ物流業界の課題を解決するのではないかと期待をされています。
ロジスティックス4.0では主にIoT、AIの活用が期待をされていますが中にはブロックチェーンを活用した事例も見受けられます。本レポートではUAS活用が有望視されている領域をまず概観し、その上でブロックチェーンがどのような場面で利用されてきたのかを説明しながら、その有効な場面を考察します。
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。