論考・Security Tokenという用語が及ぼしている誤解 ブロックチェーンが金融分野で起こすイノベーションを俯瞰する
2020年04月12日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- 所謂「Security Token」の2020年上半期時点での現状
- Security Tokenという用語が及ぼしている誤解
- Security Tokenと呼ばれるもの以外で、ブロックチェーンが金融分野で与えている影響
- 総論
前提
本レポートでは、Security Tokenという用語が及ぼしている誤解について筆者の考えを紹介し、ブロックチェーンが金融分野で起こすイノベーションを俯瞰します。
筆者は、Security Tokenという用語が世間で一定の誤解を及ぼしていると考えています。そのバズワードは多くの投資も集めて業界を前進もさせたものの、結果としてブロックチェーンが金融分野で浸透する理解を難しくした側面も多少あるのではないかと考えています。本レポートでは、その考えを順序立てて整理して、ブロックチェーンが金融分野で起こすイノベーション、ひいてはどのような価値をもたらすかを俯瞰することを目指します。
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。