Lien Protocolの概要 担保となる暗号資産の死蔵をシンプルに回避した新ステーブルコイン
2020年04月08日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- オプションの概要
- Lien Protocolの概要
- 3つのトークン
- Lienを具体例から理解する
- 幾つかのシナリオをシミュレーションする
- 総論
前提
本レポートでは、Etherを担保資産としてステーブルコインを発行しながらも、MakerDAOのような超過担保によるEtherの死蔵を回避するLien(※恐らくリーンと発音)の概観を行います。
ステーブルコインには①法定通貨担保の法定通貨ペッグ型(USDT, USDC)、②暗号資産担保の法定通貨ソフトペッグ型(DAI)、③デュアルトークン型(Terra)があります。
それぞれ上記のような利点と欠点があります。
Lienで発行されるステーブルコインiDOLはDAI型で、Etherを担保に発行されつつも、オプション取引の概念を導入することで、Etherをステーブルコインとコールオプションに分離することを提案しています。
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。