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FundsDLTの概要 投資ファンド業界におけるEnterprise blockchainを活用した業務効率化事例

2020年03月27日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)

目次

  • 前提
  • FundsDLTの概要
    • ポストトレード業務の効率化(DLT及びその他ソリューション比較)
    • FundsDLTの仕様
    • FundsDLTアプリケーション概観
    • FundsDLTのユースケース
    • Fundsquare(https://www.fundsquare.net/homepage)
  • 筆者考察
  • 総論

前提

本レポートではFundsDLTを概観します。
FundsDLT(https://www.fundsdlt.net/)はアセットマネージャー、ディストリビューター(販売代理店)、サービスプロバイダー及びサプライチェーン全般の情報の透明性を高めることで、ファンドライフサイクル全般のバリューチェーンのリエンジニアリングを目指すDLT(分散型台帳技術)ベースのファンドマネージメントプラットフォームです。
本プロジェクトは2019年にCredit Suisse Asset ManagementとBanco Bestによる概念実証の実施、イタリアのファンドマネージャーAcomeA SGRによるプラットフォームテストの実施、2020年3月にはClearstream、Credit Suisse Asset Management、LuxSE、Natixis Investment ManagersからシリーズAの資金調達ラウンドを確保したことが発表され、今後のプラットフォーム開発に資金が充てられます。FundsDLTプラットフォームは、2020年中を目処に立ち上げを目指しています。
本レポートでは、執筆時点でのFundsDLTの概要、仕様、及び関連するプレイヤーの背景について解説します。
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※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。