PoloniexはTronエコシステムの一部となるか パブリックブロックチェーンによる企業の買収戦略

目次

  • 前提
  • Circleへの売却とスピンオフ
  • レンディングでの事故
  • TronとPoloniexの関係
  • 総論

前提

本レポートでは取引所PoloniexパブリックブロックチェーンTronの関係を考察していきます。
今ではBinance一強状態の暗号通貨取引所界隈ですが、2015年から2016年前半まではPoloniex全盛期であり、「Poloniexがハッキングにでもあったら暗号通貨市場自体が終わるのでは?」という懸念があったほどに大きな影響力を持った取引所でした。
当時は現在よりも価格に影響を与えるニュースが少なかったという状況もありますが、PoloniexがThe DAOのICOをプラットフォームレベルでサポートし、ユーザーはEtherをデポジットすることで簡単にICOに参加できると発表したときは、それだけでEtherの価格が高騰するような状況でした。
※当時はEther対応の利便性の高いウォレットがなく、ICOに参加するにも大きな手間がかかっていたためです。
現在は、Circleへの売却を経てスピンオフしており、Tron陣営に引き込まれた形で運営されています。故に、Poloniex単体で捉えるよりも、むしろBitTorrentと同様にTronの戦略の中の1プレイヤーとして捉えたほうがより正確な理解が可能です。
Poloniexの設立から大きい出来事の時系列を整理すると以下の通りです。

このレポートはBasicプラン以上のご契約者様限定のレポートです。

Basicプランのユーザとして登録すると続きをお読みいただけます。