EIP2462の概要 EVM互換のブロックチェーンを Ethereumのサイドチェーンとしてブリッジする提案

目次

  • 前提
  • EIP2462の概要
  • EIP2462によって出来るようになること、および考察
  • 総論

前提

現在、様々な新しいブロックチェーンがEthereumのバーチャルマシンであるEVMに互換性を持たせています。
例えば、PolkadotやCOSMOSはそれぞれ独自ブロックチェーンを構築できるフレームワークを保持していますが、その独自ブロックチェーンは様々なモジュールで成り立っており、その一つにEVMモジュールも含まれます。それ以外にも、例えば、韓国を中心とした企業群によるコンソーシアム型のKlaytnは、EVM互換を持っています。
*レポート:COSMOS SDKで適用可能なバーチャルマシンのモジュール化とそのメリット
https://hashhub-research.com/articles/2019-11-14-cosmos-sdk
*レポート:Klaytn概要。Kakao・LG・Union Bankなど、韓国の大企業が参画するブロックチェーン
https://hashhub-research.com/articles/2019-12-05-klaytn-overview
EVM互換を持っているブロックチェーンのメリットは、Ethereumの開発言語が使えることによって、開発者の学習コストを最小に出来ることや、既存のライブラリを利用出来たり、Ethereumのアプリケーションの移植が容易なことなどが挙げられます。
今回のレポートで解説するEIP2462は、これらEVM互換のブロックチェーンをEthereumのサイドチェーンとしてブリッジする提案です。EVM互換のブロックチェーンにEthereumのアプリケーションごと移植するのではなく、サイドチェーンとして使用することを促す提案です。

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