Klaytn概要。Kakao・LG・Union Bankなど韓国の大企業が参画するブロックチェーン
2019年12月05日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- Klaytn概要
- ・EVM互換
- ・少数ノードによる高速なトランザクション
- ・Service Chain
- ・複数のサブネットワークによる多層的なアーキテクチャ
- Klaytn参画企業
- 複数のサブネットワーク(Service Chain)によって構成されるアーキテクチャ
- ・Core Cell Network (CCN)
- ・Endpoint Node Network (ENN)
- ・Service Chain Network (SCN)
- Klayのトークンモデル・トークンディストリビューション
- Klaytnのアプリケーションやネットワークアクティビティ(2019年11月時点)
- ・Cloudbric
- ・Cosmochain
- ・Atlas
- ・Antube
- ・Insureum
- Klaytn筆者所感
- 総論
前提
本レポートでは、Klaytn (クレイトン)を概観します。
Klaytnは複数の企業をコンソーシアムとしたアプリケーションプラットフォームのブロックチェーンです。韓国のインターネットコングロマリットであるKakaoが主導したプロジェクトで、コンソーシアムは韓国の大企業が中心になっていることから、韓国版Libraともしばしば揶揄されます。
今回のレポートでは、同プロジェクトの基本概要からトークンディストリビューション、執筆時点でのネットワークアクティビティを概観し、最後にKlaytnの筆者所感をまとめます。
GitHub:https://github.com/klaytn
ホワイトペーパー:https://www.klaytn.com/technology
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。