貿易業務を効率化するブロックチェーンネットワークkomgoの概要
2020年01月23日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- komgoの概要
- 従来の貿易の書類業務の煩雑さや背景、komgoが解決するもの
- 【従来の貿易の処理プロセス】
- 【ブロックチェーンのシステムによる貿易プロセス】
- 期待される単純なデジタル化ではない新しい製品としての効率性
- 総論
前提
本レポートでは、コモディティ貿易業務を効率化するブロックチェーンネットワークkomgoの概要について解説します。
Komgoは、鉄鋼・石油・米などのコモディティトレードファイナンスをデジタル化することを目的に2018年に設立された独立系ベンチャー企業です。
(参照:https://komgo.io/)
貿易業務においてブロックチェーンを活用しようとする事例は、Komgo以外にも複数存在しますが、その目的は大きくは変わらず書類業務の効率化です。
今回はその一例として、既に製品レベルのプロダクトが稼働し、比較的規模の大きいkomgoを取り上げて貿易業務におけるブロックチェーンの活用事例として解説します。
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。