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MakerDAOがスムーズなMCD移行のために実行した3つの施策

2020年01月09日

目次

  • 前提
  • サードパーティの協力
  • DAIによる魅力的な利回りを提供
  • ウォレットでの通知
  • 総論

前提

本レポートではMakerDAOが如何にMCD(Multi-Collateral Dai)移行を実行したか、DAIを利用していたサードパーティはどのような対応を行い、それがMCD移行へどのような影響を持っていたかを推測も含めて簡潔に説明します。
言うまでもなくMakerDAOはEthereum上の最大のミドルウェアであり、DAIの存在はEthereumのDAppsエコシステムに大きく貢献したのみならず、2019年に急速に注目を集めたDeFiへの貢献者でもあります。
以下のレポートで解説したように、MakerDAOはローンチ以来の大きなアップデートを行いました。これはユーザーにもアクションを要求するもので、SAIからDAIへの移行には混乱が生じ時間がかかると筆者は予測していましたが、今のところスムーズに移行が進んでいます。
*参照レポート:MakerDAOのMCDを概観する
https://hashhub-research.com/articles/2019-10-10-overview-makerdao-mcd
以下のグラフでは赤がSAI、緑がDAIです。DAIの利用がSAIを逆転し順調に伸びていることが確認できます。
(参照:https://sai2dai.xyz/)
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※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。