一般の個人投資家がSecurityTokenを購入できるかどうかの2019年4月現在の状況、および監督をされた公募ICOの現状
2019年04月17日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- BlockStackがSECに監督された上でのICOを行うため書類を提出
- 一般の個人投資家がSecurityTokenを購入できるかどうかの2019年4月現在の状況
- RegulationA+の整理
- Tier1
- Tier2
- 総論
BlockStackがSECに監督された上でのICOを行うため書類を提出
ICO、及びSecurity Tokenの文脈で非常に注目度の高いニュースが出ています。ブロックチェーンプロジェクトのBlockStackが、RegulationA+に基づき、SECに監督されたはじめてのトークンセールを行うため、SECに申請を行いました。今回の新しい調達ラウンドでは、$50Mの調達を目指しています。
BlockStackは、分散化された新しいインターネットを作るとも言われ、プライバシーフォーカスのアプリケーション開発のプラットフォームです。BlockStackはすでにメインネットもローンチもしているプロジェクトであり、現在、約80のアプリケーションが既に存在します。同時に、今回のトークンセールが初めてではありません。
同プロジェクトの投資家には、Union Square Ventures、Y Combinator、Lux Capital、Naval Ravikantといった面々が並び、2017年に$52Mの資金調達を実施しました。また、同プロジェクトは、アメリカを拠点にするブロックチェーンプロジェクトの資金調達プラットフォームであるCoinlistを通して、資金調達を実施しました。このときアメリカ国外の投資家は一般投資家でも参加ができましたが、アメリカ国内では適格期間投資家のみが参加出来るという形でトークンセールが行なわれました。今回のSECへの申請が通れば、アメリカの個人投資家も購入できるトークンセールになります。
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。