DAPとは何か?──Polkadot/DOTの価値設計が「配る」から「貯めて、設計して配る」へ移行する話

2026年01月07日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)

目次

  • DAPの中身:フロー図を読み解く
  • 発行減少時代への対応:DAPは「いつ使うか」と「どう配るか」を同時に設計する
  • DOTへの影響:ここからが投資家向けの要点
  • 総括:DAPは「万能策」ではなく、設計思想を実装で試す道具
※前提:Polkadotは2026年3月以降(WFC-1710)、新規発行量が段階的に減っていく見通しです(詳細は過去記事参照)。この「DOT発行量が減る時代」に入る直前だからこそ、発行と支出のつなぎ方(財源の設計)を見直す議論が前に出ています。
図表1.DAP(Dynamic Allocation Pool)と呼ばれる新しい仕組みの導入提案(出所:https://forum.polkadot.network/t/the-roadmap-for-the-dynamic-allocation-pool-dap/16511)
Polkadotで議論されているDAP(Dynamic Allocation Pool)は、ひとことで言うと、発行(新規DOT)と支出(報酬・予算)の間に“緩衝材=バッファ”を入れる仕組みです。
今までは、新しく発行されたDOTや手数料などが、比較的そのままの形で報酬や各所へ流れたり、一部がバーン(焼却)されたりしていました。DAPはこの流れを変え、いったん全部をプールに集め、ルールに沿って(必要ならステーブルコインでも)支払うようにする構想です。
投資家の視点で重要なのは、DAPが「財源の見え方」を変えるだけでなく、DOTの“売られ方”と“供給の出方”を変え得る点です。これは短期の材料というより、経済設計の骨格の話です。
本稿では、このDAPという仕組みがなぜ今議論されているのかを起点に、短期的な価格論ではなく、DOTの供給と支出の構造がどう変わろうとしているのかを整理します。
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