知っておきたい金融の新しい動き|仏大手銀行ソシエテ・ジェネラル、大手銀行グループ初となるパブリックブロックチェーンベース「米ドル建ステーブルコイン」発行を計画
2025年05月21日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
I. 序章:巨大銀行によるデジタルドル新時代の挑戦
ソシエテ・ジェネラルの暗号資産部門SG Forgeによる、イーサリアム上での米ドル連動ステーブルコイン発行計画が注目を集めています。これは、大手銀行グループとしては初となる可能性のある、パブリックブロックチェーン上での一般利用可能な米ドルステーブルコイン提供の試みです。当初はEUの機関投資家向けに、規制に準拠した安全なトークン化米ドル資金の活用手段として提供され、約2500億ドル規模の市場への参入を目指します。
特筆すべきは、この動きが伝統金融のデジタル資産戦略における重要な転換点を示唆している点です。JPモルガンのJPM Coinなど、従来の銀行によるデジタル通貨はプライベートブロックチェーンが主でしたが、SG Forgeがイーサリアムを選んだことは、よりオープンな金融インフラへの関心を示しています。大手銀行によるこの挑戦は、パブリックブロックチェーンが実用的な金融基盤として信頼され得るという市場への明確なシグナルとなります。
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