4月2日の関税発表から米国から流入した資金はどこに流れたか
2025年05月07日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- 4月2日の関税発表から米国から流入した資金はどこに流れたか
- 1.地域ローテーション:
- 2.コモディティ・デジタルゴールド:
- 3.金利リスクの低い債券:米短期Tビル+18.1 bn、中国国債+4.6 bn
- 総括
前提
トランプ政権は4/2に「開放の日」と称して全世界に対して関税を発表しました。
その日からマーケットは荒れて、複数回のマーケット営業日で、米国はトリプル安(株・通貨・債券安)で売買されました。
執筆時点では、米国株はリバウンドを試しているものの、最高値はまだ遠い位置にあります。
メディアでも「米国売り」が連日報道されてきました。さて今回は全世界関税が発表されてから、1ヶ月でら米国から流入した資金はどこに流れたか、資金フローを読み解きます。
米国の株式・債券・通貨は確実に売られており、それらの資金はどこに還流しているか、代表的なものはゴールドですが、それ以外にも様々な資金フローを見ていきます。
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。