2022年5月から2024年5月07日までのおよそ2年間に「Union Square Ventures」が行った暗号資産領域の投資先の整理とその投資傾向を本レポートで解説します。

Union Square Venturesは技術的、社会的圧力によって変化するであろう市場のエッジに積極的に投資してきた投資会社です。2004年以降、ニューヨークを拠点に3つの戦略で14のファンドをグローバルに運用、投資してきた実績があります。投資対象はソーシャルメディア、マーケットプレイス、開発ツール、教育、ヘルスケア、フィンテック、Web3、エネルギー/気候変動など多義にわたっていますが、傾向としては新たな社会構造、生活様式を切り拓くような試みに積極的であり、その社会実験を迅速に反復する目的で消費者優先、開発者優先、オープンソースなモデルを好む傾向にあります。今回の調査ではWeb3領域のみを対象にしていますが、他領域同様にWeb3領域でもその傾向は色濃く表れています。

今回の調査対象期間中に、Union Square Venturesが関与したWeb3/クリプト領域の投資報告を10件確認しています。これら計10件の⑴プロジェクト名、（2）投資時期、（3）調達金額、（4）事業概要を整理しています。

「Union Square Ventures」が関与した直近2年間のWeb3領域の投資風景をさっと理解できるレポートです。ご参考ください。