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ミームコイン研究 #24_04|新興と危険ミーム区域の「狭間」調査

2024年04月16日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)

目次

  • 新興と危険ミーム区域の「狭間」の現況
免責事項
本レポートは情報提供を主目的としており、金融商品・暗号資産・トークン等の勧誘を目的としておりません。 最終的な投資意思決定は、ご自身の判断で行うようご理解ください。そして、当該情報の正確性および完全性を保証または約束したものではありません。本レポートの情報に基づいて読者が行った行為、被ったいかなる損失について一切の責任を負いかねます。法的または専門的なアドバイスが必要な場合には、専門家にご相談ください。

【要旨】

  • 調査対象:時価総額上位250種のミームコイン
  • 調査日時:2024/04/16
  • 本調査の重要指標 
    1. 「価格変動の大きさ」
    2. 「十分な流動性と取引量」
  • 調査対象トークンを「24h取引高」および「史上最高値(ATH)更新日」に沿ってグラフ上にプロットし、「過去30日間の価格変動率の大きさ」を円の大きさで表し、正の変動を緑、負の変動を赤として表しています。 ※過去30日は暗号資産市場全体が軟調だったために、赤のゾーンが多く占めるような結果を示しています。未来の市況を予測するためのグラフではないことにご注意ください。
  • 以上のルールで作成した散布図を以下3つの区域に分類(上グラフ参照) 
    1. 【伝統ミーム区域】:24h取引高が高く、ATHの更新が2022年以前のミームコイン
      1. 十分な流動性と取引量がありますが、30d_価格変動率は他の区域と比べると安定している市場です。とはいえ、ミームコインですから、話題に応じて大幅に変動することもあります。
    2. 【新興ミーム区域】:24h取引高が高く、かつ2024年以降にATHを更新しているミームトークン
      1. 2022年~2024年にかけて誕生した新興ミームトークンでありながら、伝統的なミームと同等かそれに準ずるほどの取引高と時価総額を誇る話題性の高いトークンが多い区域です。前回の3月調査時点では危険ミーム区域に属していたBitcoin上のミームコイン「$PUPS」やBase上の「$DEGEN」などが今回の調査時点で新たに含まれています。
    3. 【危険ミーム区域】:24h取引高は低いが、2024年以降にATHを更新しているミームトークン
      1. ハイリターンを狙える区域ではある一方で、流動性が低い区域のため負の価格変動も同様に極端に発生するハイリスクな区域です。開発者が十分な流動性を提供していない場合も多く、ラグプル発生確率も高い区域ですので、不用心に足を踏み入れないようにご注意ください。

【前回(3月)調査におけるデータ分布との対比】

  • 3月の市場が好調だったのに対して、4月中旬には市場の雰囲気が一変し、全体的に軟調になっています。それでも、新興ミーム区域下端から危険ミーム区域上端にかけて位置する一部のミームコインには活発な動きが見られることが確認できます。
今回のレポートでは、調査時点で最も活発な様相をみせている【新興ミーム区域】と【危険ミーム区域】の狭間(24h取引高$1M~10M)に分布するミームコインを対象に更なる調査を行い、その現況とその区域を代表する5種のトークンを主な指標とともに整理して紹介します。
※掲載するトークンは調査過程で先二つの指標に準じて簡易的にスクリーニングを行なってはいますが、その安全性を保証するものではありません。
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