Vote Escrowed Token veTokenのエコノミックス

目次

  • 前提
  • Vote Escrowedの機能と効果
  • veTokenメカニズムを採用するプロトコル
  • 総論

前提

Curve(TVL:230億ドル)やFrax Finance(TVL:$17億ドル)などの成功により予めロックする期間を定めることで、ガバナンスの投票権を得るメカニズムであるVote Escrowed Token(veToken)が注目を集めています。そこから様々なプロジェクトがveTokenメカニズムの採用を開始しています。
CurveにおけるveTokenメカニズムは、新たに発行されるトークンを誰が受け取るかということを決定するガバナンスの投票権を得ることができます。そのためステーブルトークンのプロトコルにとっては、自身のステーブルトークンのペッグが維持されてユーザーに利用されることを促すために活用が可能です。この理由からプロトコルによる保有需要が常に発生しています。
また、ロックをすることで市場に出回るCRVトークンの量を削減し、売り圧力を軽減するという需給バランスをコントロールするという効果もあります。新たにCRVトークンを発行させるという供給を行いながら、需要を創出することでCRVトークンの価格が一定程度維持されるという効果を生んでいます。
要するにCurveは自身のプロダクト、ガバナンス、トークノミックスに紐づいたveTokenメカニズムを導入することで、Curveが広く利用されるというポジティブな効果を生んでおり、他のプロトコルがveTokenメカニズムを導入しても同様の効果が得られるとは限りません。
本レポートではCurveにおけるveTokenメカニズムを解説し、その仕組みと効果についてみていきます。
なお、Curveの仕組みおよびステーブルトークンプロトコルによるCRVトークンの奪い合い競争である「Curve War」に関しては、以下のレポートをご覧ください。
Curve War Curveを用いたDeFiプロトコルの成長:

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