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Curvance Curveエコシステムに特化したレンディングプロトコル

2022年01月13日

目次

  • 前提
  • Curvanceの目的とサービス
  • ガバナンストークンCVE
  • 総論

前提

Curveはソフトペッグ通貨同士を低スリッページで交換できるサービスを提供していること、ガバナンスとプールへのインセンティブが綿密に紐づいたTokenomicsの設計が秀逸であったことから、DeFiエコシステムにおいては重要なプロトコルになっています。この結果、上位レイヤーがガバナンストークンCRVの奪い合いをする「Curve Wars」にまで発展しています。
しかし、現状ではcvxCRVやveCVXを担保にレンディングが可能なプロトコルはなく、それらのトークン保有者はより資本効率を向上させてより有利にCRV/CVXトークンを集めたいというニーズがあるのは明白です。
そのようなニーズに応えるためにスタートしたCurvanceは、Curveエコシステム(Curve,Convex,Yearn,Badgerなど)のWrappedトークンであるcvxCRV, bveCVX, yvBOOSTなどを担保に、レンディング機能を提供するプロトコルとなります。本レポートではCurveエコシステムに特化したレンディングプロトコルであるCurvanceについて概観します。
※現時点ではCurvanceはサービスのリリースをしておらず、コンセプト段階のプロジェクトとなりますので、本リリース時には提供サービスの内容が変更される可能性があります。

なお、本レポートはCurveを様々なプロトコルが奪い合う「Curve Wars」の背景を理解した上でご講読いただくと理解が深まります。「Curve Wars」については下記レポートをご参照ください。
Curve War Curveを用いたDeFiプロトコルの成長
公式Webページ
ドキュメント
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※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。