Global Coin Researchの概要 -個人のリサーチと投資を支援するDAO-
目次
- 前提
- 総括
前提
本レポートではアーリーステージの投資機会を個人に提供する、Global Coin Research(以下GCR)の概要を説明します。
従来の株式市場や暗号資産投資の課題として、シード期やアーリーステージでの投資機会は個人に開かれていませんでした。その課題解決として、プロジェクトが早期から一般投資家に機会を提供するICO(Inicial Coin Offering)が2017年から流行しましたが、規制が整備される前で詐欺的なプロジェクトも多く、被害者が増加し厳しい規制が敷かれました。
その改善案として、CEX(中央集権取引所)がデューデリジェンスを行うIEO(Initial Exchange Offering)が2018年頃から流行し、DEX(分散型取引所)上に上場するIDO(Initial DEX Offering)が2020年に流行しました。しかし、未だにVCの先行者利益は大きく、Twitter社の元CEOのジャック・ドーシー氏も「Web3はVCの物である」と批判しています。
そこでDAOとして投資機会を提供するプロジェクトも多く出てきています。LAO、Komorebi、Flamingo、PleasrDAO、Syngicate DAO等の様々な事例がありますが、その中でも比較的長く存在しているGCRを説明します。
またGCRは6年近くLLCとして運営された後にDAO化を目指しており、その転換をどのように工夫しているかという視点でも解説します。
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