search-icon
academy-icon

Global Coin Researchの概要 -個人のリサーチと投資を支援するDAO-

2022年02月20日

目次

  • 前提
  • 総括

前提

本レポートではアーリーステージの投資機会を個人に提供する、Global Coin Research(以下GCR)の概要を説明します。
従来の株式市場や暗号資産投資の課題として、シード期やアーリーステージでの投資機会は個人に開かれていませんでした。その課題解決として、プロジェクトが早期から一般投資家に機会を提供するICO(Inicial Coin Offering)が2017年から流行しましたが、規制が整備される前で詐欺的なプロジェクトも多く、被害者が増加し厳しい規制が敷かれました。
その改善案として、CEX(中央集権取引所)がデューデリジェンスを行うIEO(Initial Exchange Offering)が2018年頃から流行し、DEX(分散型取引所)上に上場するIDO(Initial DEX Offering)が2020年に流行しました。しかし、未だにVCの先行者利益は大きく、Twitter社の元CEOのジャック・ドーシー氏も「Web3はVCの物である」と批判しています。

https://twitter.com/jack/status/1473139010197508098
そこでDAOとして投資機会を提供するプロジェクトも多く出てきています。LAO、Komorebi、Flamingo、PleasrDAO、Syngicate DAO等の様々な事例がありますが、その中でも比較的長く存在しているGCRを説明します。
またGCRは6年近くLLCとして運営された後にDAO化を目指しており、その転換をどのように工夫しているかという視点でも解説します。
このレポートは有料会員限定です。
HushHubリサーチの紹介 >
法人向けプラン >

※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。