GameFiのメタゲームから収益を上げる Townstarのアイテム販売価格変動ケーススタディ
2021年12月04日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- Town Starの概要
- GameFiのFi側の構造に着目する
- Play to Earnの構造を理解する
- 筆者の採った戦略と事前準備
- 事前の価格付け動向を把握する
- TOWNを仕入れる
- 事前の準備
- 当日
- 番外編
- ブロックチェーンゲームなのに購入取り消し?
- 取引所ゲームに負ける
- GameFiのメタゲームは利益を低レイヤーに持ち帰ることである
- GameFiのレイヤー構造
- 総論
前提
本レポートではGameFiの一つであるTown Starを取り上げ、GameFiのゲーム内部ではなくゲーム外での歪みを利用することによって獲得できる優位性の考察を筆者の実体験を基に行います。同時に一般的なゲーマーが自己防衛のために確認すべき事項をまとめます。
ここで取り上げるTown StarはGala Gamesによって開発されているゲームで、ゲーム自体は以前から運営されていましたがP2E(Play to Earn)の導入が発表されたのが9月29日です。P2Eシステムが稼働したのが10月5日なのでP2Eプロダクトとしての稼働し始めたのは最近のことです。GALAトークンも以前から存在していましたが、P2Eの開始とともに脚光を浴び価格が高騰しました。
次節以降を読みすすめる前に以下の注意点をご覧ください。
- 投資を助言または推奨するものではなく、情報提供と教育のみを目的としています
- GameFiの「Fi」の部分に焦点を当てておりGameとしての面白さは意図的に取り上げていません
- 本レポートで公開する手法はそのままの形では再現性が著しく低いです
- GameFiは表面的な理解のしやすさとは対照的にDeFi以上に情報の非対称性が大きく、運営会社のさじ加減一つで前提が崩れます
- 筆者が受け入れたリスクに対するリターンは「GameFiの解像度が上がること」も含まれているため、許容できるリスクが通常よりも大きくなっています
メタゲーム攻略の部分だけを読みたい方は「GameFiのFi側の構造に着目する」からご覧下さい。
先に今回利用した手法の結果を確認したい方は以下の表をご覧下さい。
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。