search-icon
academy-icon

世界の暗号資産取引所ビジネスの定点観測レポート【21年10月版】

2021年10月09日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)

目次

  • 前提
  • 現物市場の取引データおよび各社の主要なアップデート
    • Huobi/OKEX
    • SparkPool/BeePool
    • Coinbase
    • Binance
  • デリバティブ市場の取引データおよび各社の主要なアップデート
  • FTX
  • 取引所トークンと関連する各種データ
  • 総論

前提

9月の定点観測レポートを配信します。9月のビッグニュースはなんと言っても中国の規制強化です。規制強化に関する公式文書は以下からご覧いただけますが、以下に内容を簡単に紹介します。
こちらの通告には暗号資産における投機活動の増加とそれによる経済秩序の乱れ、賭博・マネーロンダリング・マルチ商法等の違法活動に対する懸念が述べられています。また暗号資産は法定通貨と同等の法的地位は持たないこと、当局から発行されたものではないこと、法的な支払い能力はないことの属性が明確化されています。
以下の文書では(中国)国内居住者に対してサービスを提供する者は海外事業者も含めて違法な金融行為であり、暗号資産の投資活動を行った者はそれによって生じた損失を負担しなければならないこと、各部門との協力のもと各地で規制を強化することが記述されています。
中国国内での取締強化は以前から行われており、そのために中国系の取引所も海外に拠点を持つオフショア取引所がほとんどです。また中国からのネガティブニュースは定期的に生じますが、今回は一層厳しい規制が敷かれるとの見方から一時的に暗号資産市場は下落しました。次節以降では中国のニュースも含めた主要な動きを見ていきます。

このレポートはPro会員限定です。
HushHubリサーチの紹介 >
法人向けプラン >

※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。

レポートタグ: