上場マイニング運用会社の時価総額についての考察

前提

北米(カナダ、米国)においてビットコインのマイニングを目的とするマイニング運用会社がSPACを利用して株式公開をするという事例が増えてきています。
北米は産業用の電力が安価、土地も広大であることから大きなマイニング施設を建設することにも適しており、ビットコインやマイニングに関する法規制についても整備されていることから、数年前よりマイニングを主業とする法人体が多く設立されてきたという経緯があります。
それらのマイニング運用会社が事業を拡大するために株式を公開し、直接金融市場において低コストな資金調達を行っており、その資金力をもってしてASICマシンをBitmainなどの製造業者から大量に購入することで2次流通市場よりもディスカウントでの調達が可能になっています。
そのような背景もあり、北米に在する上場マイニング運用会社は、安価でASICマシンを購入し、安定した電力を安価で調達することで、マイニングによる運用益が未上場企業よりも大きいという結果が更なる低コストでの資金調達を可能とする、事業を拡大のための好循環が生まれています。
このような好循環は株式価値(時価総額)にも反映されており、2021年年初来のマイニング運用会社の株価パフォーマンスは、ビットコインのパフォーマンスをアウトパフォームする結果となっています。(8月下旬時点)
また、中国のマイニング規制によりネットワークのハッシュレートが大幅に減少してそれが続いていることが、北米のマイナーにとってはマイニング収益が改善するという状況が続いているのも、株価価値を押し上げている要因の一つでもあるといえます。
本レポートでは、上場しているマイニング運用会社の時価総額についての考察を行い、これらの企業の株式価値の源泉について解説します。

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