BoringDAO Bitcoinを様々なブロックチェーンにブリッジするプロジェクト

目次

  • 前提
  • BoringDAOの概要
  • BORトークンの概要
  • 総論

前提

本レポートではBoringDAOの概要について取り扱います。
BoringDAOは、Bitcoinを様々なブロックチェーンにブリッジするプロジェクトです。コンセプトとしては、BitcoinをDAOによって管理されるマルチシグがカストディして、Ethereumをはじめとした他のブロックチェーン上にブリッジすることを目的とします。これによってBitcoinのブロックチェーン単独では実現しなかったDeFi(分散型金融)などのアプリケーションで、BTCを使うことが実現します。BoringDAOはすでにEthereum上でBTCをブリッジしており、oBTCとして流通しています。
BoringDAOの類似プロジェクトとしては、Ren ProtocolによるrenBTCや、pNetworkによるpBTCなどが存在します。
今回はBoringDAOの概要と、その独自トークンであるBORトークンについて解説します。

BoringDAOの概要

BoringDAOは、2020年10月にローンチしたBitcoinを様々なブロックチェーンにブリッジするプロジェクトです。
ユーザーは、BoringDAOのアプリケーションページからマルチシグアドレスにBTCをデポジットすることで、BTCを裏付けしたoBTCをEthereum・Binance Smart Chain・Polygonで受け取ることができます。oBTCはそれぞれのブロックチェーンごとの規格、例えばERC20などで発行されているため、EthereumやBinance Smaert ChainなどそれぞれのDeFiアプリケーションで利用することができます。
また、BTC以外のアセットのブリッジも進んでおり、LTCやDOGEが取り扱い開始されています。
(ドキュメントより引用)
BoringDAOでは、BTCをoBTCに変換する仕組みのことをTunnelと呼称しています。
ユーザーがデポジットしたBTCはマルチシグアドレスにデポジットされます。このマルチシグの署名者は現在ではBoringDAOのコアチームに依存しています。2021年内にガバナンスを介したパーミションレスの仕組みに移行するとされていますが、詳細は不明瞭です。

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