ポイント・ロイヤリティプログラムの交換基盤として ブロックチェーンを採用する利点と事例の概説
2020年09月29日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- ポイントシステムの交換基盤にブロックチェーンを採用して期待出来ること
- コンセプトパターン
- パターン1:ポイントのインフラストラクチャーの透明性の担保・不正の検知
- パターン2:ポイントのインターオペラビリティ
- パターン3:複数のポイント運営企業がブロックチェーンを共有する
- 主要事例・プラットフォームなど
- 主要事例
- プラットフォーム
- 総論
前提
本レポートでは、小売店などを始めとするポイントシステム(ロイヤリティプログラム)でのブロックチェーンの実装における意義や現状について概説します。
ブロックチェーンにポイントシステムを乗せるというような実証実験はすでに国内外で行われています。一方でそれによって期待されるメリットは共通認識にはなっておらず、実証実験を超えた商用事例のケースも限られています。今回は、ポイントシステムの交換基盤にブロックチェーンを利用することで解決可能なことを整理したうえで、主要な事例やプラットフォームなどについても網羅的に解説を行います。
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。