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Raribleの概要 コミュニティでガバナンスするNFTマーケットプレイス

2020年09月24日

目次

  • 前提
  • NFTマーケットプレイスであるRaribleの基本概要
  • RaribleのガバナンストークンのRARIとその配布方式
  • DeFiに影響を受けた競争戦略やプロジェクトの立ち上げ方
  • 総論

前提

本レポートではRarible( https://rarible.com/ )の概要について解説します。RaribleはNFT(Non-Fungible Token)のマーケットプレイスです。
NFTとはゲームアイテムやグッズなどをトークン化する際によく用いられるトークンの形式です。Ethereum上では、具体的な規格としてはERC721という実装が多く用いられています。

Non-Fungibleとはトークンそれぞれに固有の色をつけられるということを意味し、具体的にはゲームを有利に進められる固有のパラメータや、ゲームの文脈以外でも利用できるかもしれないメタデータを各トークンに付与できます。だからこそ、Aという猫トークンと、Bという猫トークンはそれぞれ違うもので、あるレアな猫トークンは100万円で販売されるというような事象が発生することもあり得ます。

関連レポート:10分で分かるNFT(Non-fungible token)
https://hashhub-research.com/articles/2020-03-01-nft-in-10-minutes
関連レポート:注目のブロックチェーンゲーム、Gods Unchainedの概要と展望
https://hashhub-research.com/articles/2019-11-07-gods-unchained
これまでもNFTとしてトークン化されたゲームアイテムのマーケットプレイスは存在していましたが、Raribleが異なる点は、マーケットプレイスを分散化してコミュニティガバナンスしようとしている点です。今回は同プロジェクトの概要や内蔵されるガバナンストークンであるRARIトークン等について解説します。
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