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Rari Capitalの概要 ユーザーが簡単にイールドファーミングに参加出来るロボアドバイザーファンド

2020年09月16日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)

目次

  • 前提
  • Rari Capitalの概要
    • 1.ユーザーによる資金のデポジット
    • 2.Rari Capitalのスマートコントラクトによる運用
    • 3.Rari Fund Token(RFT)の取り扱い、およびユーザーによる資金の引き出し
  • Rari Capitalのリスク
  • 総論

前提

本レポートでは、簡単にDeFi(分散型金融)のイールドファーミングに参加出来るノンカストディアルファンドである「Rari Capital」の概要について解説します。
2020年6月頃から、イールドファーミング(流動性マイニング)というトークン配布施策が目立つようになりました。イールドファーミングとは、ユーザーがDeFiのプロトコルに流動性を供給することで独自トークン配布のリワードを受け取ることが出来る仕組みです。プロトコル側の視点では、市場から流動性を獲得することが狙いになっています。通常DeFiプロトコルでは流動性を供給すると金利や手数料収入が獲得できますが、イールドファーミングの場合は金利や手数料収入に加えて独自トークンの付与も受けられるので表面金利が高くなるという特徴があります。
関連レポート:DeFiプロジェクトの流動性マイニングの構造を理解する
https://hashhub-research.com/articles/2020-07-31-the-structure-of-liquidity-mining-defi-project
しかしながら、これらDeFiの利用は初心者にとってはユーザビリティが低いことや、あるいは初心者でなくともスマートコントラクトリスクの算定が困難であるなど、利用にはハードルがあります。Rari Capitalはそのハードルを一定取り除き、ユーザーに新しい投資の選択肢を与えるアクティブファンドのようなプロジェクトです。
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