Billonのデジタル文書管理システム概観 文書全体を暗号化してブロックチェーン上に保存するプロジェクト

目次

  • 前提
  • Billonの提案するオンチェーン文書管理システム概観
  • 筆者考察
  • 総論

前提

本レポートではポーランドとイギリスに拠点を置くスタートアップ企業Billonが開発するDLTを活用したデジタル文書の真正性証明を目的としたソリューションを概観します。
Billonは「デジタル化された法定通貨取引」、「オンチェーン上の文書管理」、「ID管理」を単一のプラットフォームに統合する独自のDLTシステムを開発しています。2012年にプロトコルの開発を始め、2017年には英国の規制当局の承認を受けたDLT利用の電子マネー(英ポンドを100%担保に発行)作成と文書の保存機能の提供を開始しました。
Billonは中、東欧最大の情報局であるthe Polish Credit Information Bureau(BIK)と協力した文書管理システム実装の取り組み事例をもち、さらにBillonグループとして2020年3月に新たに600万ドルの資金調達を完了、総額1600万ドル以上の資金調達を実施しています。本ラウンドにはFIS、Rising tide、Mencey Capital、VCF Ⅲなどが参加しています。
本レポートでは、Billonの提案するオンチューン文書管理ソリューション(Trusted Document Management)及び技術開発の背景を概観します。

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