エンタープライズブロックチェーンのインターオペラビリティの動向 AccentureやCOSMOS IBCなど
2020年02月18日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- エンタープライズブロックチェーンのインターオペラビリティは必要か
- (例1)
- (例2)
- (例3)
- (例4)
- Accentureなどが推進するエンタープライズブロックチェーンのインターオペラビリティ
- COSMOSのIBC規格はエンタープライズでも利用可能
- インターオペラビリティを考慮しないでパブリックブロックチェーンを利用するというアプローチ
- 総論
前提
本レポートでは、エンタープライズブロックチェーンのインターオペラビリティ(相互運用)の動向を概観します。
ブロックチェーンのインターオペラビリティは、主にパブリックブロックチェーンで注目される技術トレンドです。ブロックチェーンのインターオペラビリティとは、一般的に、異なる2つのブロックチェーンのアセットやデータを、集権的なクライアントサーバシステムを経由せずに通信しあうことを指します。
具体的なプロジェクトとしては、COSMOSやPolkadotなどが、複数のブロックチェーンのネットワークを接続する構想を立てています。
*レポート:異なるブロックチェーンを相互通信するcosmosの仕組みを理解する(2019年8月改訂版)
https://hashhub-research.com/articles/2019-08-22-cosmos-overview
https://hashhub-research.com/articles/2019-08-22-cosmos-overview
*参考レポート:【Polkadot for dummies】初心者のためのPolkadot
このようなブロックチェーンの相互利用は、エンタープライズブロックチェーンの分野でも研究開発が行われており、今回のレポートではその概観を目指します。
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。