NFTは3年後にどのように使われているか
目次
- 前提
- NFT担保のレンディングで流動性の低い資産の担保が可能に
- NFTでの資金調達
- NFTを使ったゲームアイテム取引所が伸びている
- 総論
前提
本レポートではNon-fungible token(NFT)の近況を概観していきます。NFTは"実現する可能性×実現したときのインパクト"で考えた場合に、過小評価されている領域であり、実現可能性が高い上にインパクトも期待できる仕組みであると筆者は評価しています。
NFTはCryptoKitties等のゲームアイテムとして使用されることが多いですが、応用例はゲーム以外にも多数考えられ、d10nでも過去にレポートを配信しています。
*レポート:ゲーム以外のNFTの応用事例を概観する(2019年末版)
https://hashhub-research.com/articles/2020-01-06-nft-other-than-game
https://hashhub-research.com/articles/2020-01-06-nft-other-than-game
NFTの保有(トークンを動かす必要がない)を軸にした応用例は、日置氏が開発するRyodanや、アート作品をNFT化して流通させるアートマーケットのブロックチェーン利用が挙げられます。最近ではBinanceが複数のNFTを一部の当選ユーザーに配布したり、USの取引所GeminiがNFT取引所「Nifty Gateway」を買収したりしており、既に大手プレイヤーも含めた動きが見られます。
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