KNCの投資判断 隠れ優良銘柄の可能性があるKyber Networkの近況
2020年01月06日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- MakerDAOのMKRとの比較
- MKR
- KNC
- Kyber Networkの課題
- レンディングプラットフォームでペアトレードを実現させる
- 総論
前提
本レポートではKyber Networkの近況とネイティブトークンであるKNCの投資判断を概観していきます。
Kyber Networkの基本概要としては下記のレポートを2019年4月に配信しています。
*レポート:トークンを交換するプロトコルであるKyberNetwork の概要・仕組み・エコシステム
https://hashhub-research.com/articles/2019-04-18-kybernetwork-overview
https://hashhub-research.com/articles/2019-04-18-kybernetwork-overview
KNCは投資対象としてはMakerDAOや0xほどは評価されておらず、時価総額100位前後で推移しています。しかしながら、Kyber Networkチームのビジネス領域の能力は非常に高いと見られ、DAppsへのアダプションやパートナー締結などを通して、徐々に存在感を増しています。
故に、ここではMakerDAOや0xと比較する形で、Kyber Networkの見落とされがちな強みや今後の課題を解説していきます。
ZRXの新トークンモデルについては以下のレポートで解説しています。
*レポート:0x(ZRX)の新トークンモデルを大手DEX運営者の収益シミュレーションから理解する
https://hashhub-research.com/articles/2019-12-26-zrx-new-token-model
https://hashhub-research.com/articles/2019-12-26-zrx-new-token-model
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。