取引所Binanceの開発者イニシアチブBinance Xの概要・考察 取引所はサードパーティーの開発者といかに協業できるか
2019年12月26日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- Binance Xの概要
- ・Learn(学習)
- ・Collaborate(協業)
- ・Grow(プロダクション・グロース)
- Binance Xは現在どの程度利用されているか
- 考察・取引所はサードパーティーの開発者といかに協業できるか
- 総論
前提
本レポートでは取引所Binacneが2019年8月にローンチした開発者イニシアチブプロジェクトBinance Xを概観します。
Binanceは依然として世界最大の取引ボリュームを維持する最大の取引所です。同社は2019年も、法定通貨のゲートウェイ、レバレッジ取引、先物取引、アメリカをはじめとした各国でのローカル取引所運営を開始、ステーキング、レンディングなど多様な取り組みを見せています。
これら全ては取引所として順当なプロダクト拡充とも言えるでしょう。その中でやや異色を放つ取り組みが開発者イニシアチブのBinance Xです。
本レポートでは同取り組みの概観解説と考察を行います。
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。