中国CBDCはリテール向きで既存インフラに乗じる形で流通か
2019年12月05日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- 要点
- 中国のCBDCはリテール向けで、現金流通の置き換えが目的か
- 予想される影響
- 総論
前提
以前よりd10n Labでもウォッチしている中国の中央銀行デジタル通貨(以下CBDC)について続報があったので簡単にまとめておきます。
要点
- 発言元は周小川(Zhōu Xiǎochuān)で、2002年12月から2018年3月まで中国の人民銀行行長を務めた人物
- 中国のCBDCは電子決済と小売をターゲットにしている
- 周氏はBitcoinには批判的であり、ドルに代わる基軸通貨としてSDGを支持
中国のCBDCに関しては既に以下のレポートで解説しています。
*レポート:習近平国家主席のブロックチェーン重視により中国人はパブリックチェーンとプライベートチェーン両方で覇権を取るか
https://hashhub-research.com/articles/2019-10-31-china-blockchain
https://hashhub-research.com/articles/2019-10-31-china-blockchain
*レポート:2019年中国の規制状況を分野別に概観する
https://hashhub-research.com/articles/2019-10-31-china-regulation
https://hashhub-research.com/articles/2019-10-31-china-regulation
*レポート:中央銀行のデジタル通貨とFacebookのLibraは何が異なるか
https://hashhub-research.com/articles/2019-11-21-diffrence-cbdc-and-libra
https://hashhub-research.com/articles/2019-11-21-diffrence-cbdc-and-libra
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。