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脱EthereumのモデルケースとしてAragon ChainがPolkadotではなくCosmosを選んだ理由を概観する

2019年12月05日

目次

  • 前提
  • 前提と結論
  • Aragon Chainから見る脱Ethereumの未来予想
  • PolkadotではなくCosmosを選んだ理由
  • Aragon Chainの概要
  • 総論

前提

本レポートではDAO用のプラットフォームを開発しているAragonが、機能の大部分をCosmos SDKで作るAragon Chainに移植する理由について概観していきます。
Aragonについての基本情報は下記レポートで解説しています。
*レポート:DAO(分散自律組織)を構築するフレームワークであるAragon の概要・仕組み・課題など
https://hashhub-research.com/articles/2019-03-21-aragon-overview
同プロジェクトはEthereum上で開発をしていましたが、COSMOS SDKを用いて独自ブロックチェーンを開発することを発表しました。
(参照:https://medium.com/chainsafe-systems/chainsafe-to-build-aragon-chain-e25a10b9e5ea
Ethereum2.0にはまだまだ時間(2020年もしくは2021年)がかかり、今後も大規模なアップデートが予定されています。
その影響からこれまでEthereum用に作ったスマートコントラクトが将来、部分的に互換性をなくすことも予想され、アプリケーションレベルではなく、ブロックチェーンレベルから自分たちで構築する開発チームは増えていくでしょう。今度のそれらの流れを予想するためにもAragonの事例を取り上げます。
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※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。