Multi-Collateral DAI移行システム最大の課題とMKR&SAI需要増の理由

目次

  • 前提
  • MCD移行の最重要ポイントであるSAIの供給について
  • 考えられるシナリオ
  • 奥の手としてのGlobal Settlement
  • 総論

前提

MakerDAOは11月18日にMCD(Multi Collateral DAI)に移行します。本レポートでは、特に日頃からDAIを触っている方を対象に、保有しているDAIやCDPの利用方法や注意点について述べていきます。
現時点のDAIは、移行後のDAIと区別するためにSAI(Single Collateral DAI)と呼ばれ、CDPは名前を大きく変えてVaultと呼ばれます。
前提を以下にまとめます。
  • SAI⇔DAIは移植コントラクト経由で両方向に変換が可能
  • CDP→Vaultは移植コントラクト経由で両方向に変換が可能(手数料はMKRで支払う)
  • いずれも移植コントラクトにSAIが残っていることが条件
  • SAIはSAIのままで使用できる
  • 発行したDAIと手数料のMKRを用意して一旦CDPを償却しても良い
MCDの概要は以下のレポートで解説しています。
*レポート:MakerDAOのMCDを概観する
https://hashhub-research.com/articles/2019-10-10-overview-makerdao-mcd

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