トークンの分類体系の標準化により大きなインターオペラビリティ確保を目指すToken Taxonomyとは

目次

  • 前提
  • トークン構造での分類
  • トークン機能での分類
  • 分類されたトークンの具体例
  • トークン分類の全体像
  • 総論

前提

本レポートではToken Taxonomy Framework(TTF)を概観します。TTFはEthereum, Accenture, IBM, R3, ConsenSys, EY, Microsoft, Web3 Labsなどが主導するToken Taxonomy Initiativeが発表したトークン分類のためのフレームワークで今月に発表されました。
Taxonomyは「分類」という意味で、「あらゆるトークンをその性質や機能で分類すること」を目的としているのですが、活動範囲はトークンの分類に留まらず、教育や規制当局とのコミュニケーション促進も含まれます。
TTFができた背景として、乱雑なブロックチェーン業界の用語や分類を整理し、異なるブロックチェーンでのトークン設計の標準化、ならびに異業種間のコミュニケーションの促進を行う狙いがあり、MicrosoftのAzure Blockchain TokensはTTFを採用しています。
物事を分類するためには「分類のための軸」が必要です。ビジネスモデルや国民性の差異を示すために、2つの軸を取って空間を4分割する方法は一般的ですが、「何を軸にして空間を分割するか」は難しい問題で、この軸のとり方次第でトークンの配置は大きく異なります。本レポートではTTFがどのような基準でトークンを分類しようとしており、その結果各種トークンがどのような性質を理由に、どのように分類されるのかも確認します。
なおTTFは公的な機関ではないため、法や規制に基づいたフレームワークを提供するわけではありませんのでご注意下さい。

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