新興取引所BitMaxの概要。2019年に最も価格を上げた取引所トークンの仕組みやインセンティブ設計
2019年08月22日
目次
- 前提
- BitMaxの概要
- BitMaxの規模
- 2つのコア機能(トレードマイニング・リバースマイニング)
- 3パターンの取引手数料の方式からユーザーは選択できる
- Data Usage Fee Pool
- 取引所としてその他の施策や特徴、Binanceなどとどのように競合をするか
- BTMXトークンの設計・ディストリビューション
- BitMax取引所やトークンについて筆者考察
- 総論
- 参考リンク
前提
本レポートでは、新興取引所のBitMax(参照:https://bitmax.io/ )の概要の解説、および同取引所のトークンのBTMXの設計に焦点をあてます。
2018年から2019年にかけて多くの取引所トークンがその価格を上げました。
取引所トークンは、取引手数料のキャッシュフローと間接的、または直接的に結びつく資産性が高い設計になっていることが多く、注目されています。
暗号通貨のユースケースで既に実証されている確かなものは投機・トレードであり、取引所トークンはその需要を大きく享受します。
2019年にはほとんどの取引所トークンが高騰しましたが、その中でも最も価格を上げた取引所トークンはBitMaxという取引所のトークンです。
この新興取引所のトークンBTMXは年内の価格パフォーマンスはBNBすら上回っています。
今回のレポートでは、その仕組みやインセンティブ設計を概観します。
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。