オンチェーンガバナンスと自律的アップデートを特徴とするブロックチェーンTezosの概要、設計、周辺プロジェクト
2019年07月18日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- Tezosのオンチェーンガバナンスとソフトウェアの自律的アップデート
- コンセンサスアルゴリズム・LPoS、ブロック生成の仕組み
- スマートコントラクトの形式検証
- TezosのICO・トークンディストリビューション
- Tezosの過去のトラブルや訴訟について
- Tezos上のプロジェクトやアプリケーション
- Tezosの特徴などを踏まえての評価や、その他のパブリックブロックチェーンに対しての優位性の有無
- 総論
前提
本レポートではTezosの概要リサーチ、および周辺プロジェクトについて解説します。
Tezosは、オンチェーンガバナンスによる自律的なアップデート、および形式検証が可能なスマートコントラクトが特徴として知られるブロックチェーンです。
メタコンセンサス機能を持つスマートコントラクトプラットフォームであり、プロトコルそのものの修正がハードフォークなしで可能であることが最も特徴的な点で、リリース時点でのホワイトペーパーでもその点に焦点が当てられています。
Tezosは2018年9月にメインネットがリリースしています。
Tezosは2017年から2018年にかけて、内紛とそれに伴う訴訟が起きていたことでも知られます。
レポート全文ではそれらを含め、Tezosの全体像をカバーします。
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。