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ブロックチェーンプロジェクトのトークン設計。Working Capital、Medallion Modelというトレンド

2019年07月11日

目次

  • 前提
  • タクシーのメダリオンから着想を得たトークンモデル
  • Working Capitalのトークン設計をするプロジェクト
  • Working Capitalにデリゲート(委任投票)も応用したパターン
  • 総論

前提

本レポートでは、ブロックチェーンプロジェクトのトークン設計、中でもWorking Capital、Medallion Modelというトレンドについて取り上げます。
トークンの設計手法として「特定の経済圏での価値交換媒体」というモデルはトークン価値が極めて上がりにくく、機能しにくいという結論は2017年時点でおおよそ明らかになっています。その後、様々なプロジェクトがトークン設計を模索しており、その分析などは定期的にHashHub Researchでもレポートを配信しています。
*レポート:ユティリティートークンは価値を説明できるか。2019Q1の最新の状況から改めて考察をする。
https://hashhub-research.com/articles/2019-01-17-value-of-utility-token
本レポートで扱うWorking Capital、Medallion Modelと時折呼ばれるモデルは、最近増えているトークン設計手法のカテゴリです。なおWorking Capital、Medallion Modelといういずれの名称も論文などが発表されているわけでもなく、正式な呼び名が定義されているわけではありません。ですが、これは最近のトークン設計の新しいカテゴリであると言ってもよく、本レポートでは便宜上Working Capitalという名称で統一してこのトークン設計について解説します。
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※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。