グローバル企業vs国家という観点でFacebookがイニシアチブをとる暗号通貨Libraを考察する
2019年06月27日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- 国家を超えるグローバル企業の象徴
- Libraはアメリカの銀行産業の壁があったからこそ誕生している構想
- Libraホワイトペーパー発表後の各国当局の反応
- 総論
前提
本レポートでは、FacebookがイニシアチブをとるブロックチェーンであるLibraについてグローバル企業vs国家という観点で考察を試みます。
同プロジェクトに対する概要や技術的概観は、下記のレポートで取り扱いました。
*レポート:Facebookがイニシアチブを取る独自通貨およびブロックチェーンであるLibraの基本的要件の概観
https://hashhub-research.com/articles/2019-06-27-libra-overview
https://hashhub-research.com/articles/2019-06-27-libra-overview
*レポート:Libraに関する技術的観点で知っておくべきポイント。データ構造・コンセンサスアルゴリズム・パーミションレス化など
https://hashhub-research.com/articles/2019-06-27-libra-overview-points
https://hashhub-research.com/articles/2019-06-27-libra-overview-points
本コラムでは、当該プロジェクトに対する筆者の考察です。
本考察は2019年6月時点で明らかになっている情報を元に行っていることを免責しておきます。
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。