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EOS概要 トランザクション性能が優れたスマートコントラクトプラットフォームの仕組み・ガバナンスモデル・特徴など

2018年08月24日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)

目次

  • 前提
  • はじめに。EOSとは
  • コンセンサスアルゴリズム・BFT-DPOS
  • 21のノードで管理されるブロックチェーン、バリデーターとして選出されるBlock Producers
  • 手数料無料のブロックチェーンの実態
  • ユーザーフレンドリーを目指したブロックチェーン
    • アカウント送金
    • 秘密鍵のバックアップ
    • アップグレード可能なスマートコントラクト 
  • EOSガバンス、コア仲裁フォーラムECAとは。その是非
  • Worker Proposal System
  • ICOの形式、1年間に4000億円を集めたICOはどのように行われたか
  • DPoSの良い点と悪い点
  • EOSの中心人物、Daniel Larimerとは
  • EOSを支持する特に著名な企業や投資家
  • EOSがエコシステムを拡充させるために行なっている取り組み、ファンド活動について
  • EOS上ですでに動いているアプリケーションやツール一例
  • バーチャルマシンでの互換性
  • EOSのメリット、EthereumにはないEOSの利点
  • EOSの課題、今後予想される問題
    • ユーザーの投票権利が極小化による集権化
    • Block Producersによる密約
    • Block Producersの負担が未知数
    • 中央集権的判断によるユーザーの資産リスク
  • 「EOSがパブリックブロックチェーンではない」という論の妥当性、EOSとは何か
  • EOS総論

前提

本レポートでは、EOSについての考察を行います。
EOSは、汎用性の高いスマートコントラクトプラットフォームであり、そのコンセプトはEthereumに近いです。
約1年に渡るICOを実施し、4000億円を超える金額を調達、2018年6月にメインネットをローンチしました。
Ethereumを上回るブロックチェーンになるのではという期待もされており、EOSの支持者はEOSを「Ethereum Killer」とも呼びます。
しかし、その処理能力に対して分散性を捨てているという意見も少なく、「EOSはパブリックブロックチェーンとは呼べない。」という声も少なくありません。
とはいえ、EOSは、新しく提案されているひとつのブロックチェーンの形式として、非常に興味深い事例ですし、今後さらに影響力を増す可能性も十分にあります。
仕組、ガバナンスモデルから、関係者まとめ、彼らのビジネス的なアプローチ、懸念と将来性の考察など、EOSについて重要な事項を網羅します。
本日より複数回に分けて配信します。
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※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。

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