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クリプトファンドからのICOトークンへの投資まわりについて将来起きることの予想、未上場トークンのセカンダリーマーケットやシンジゲートビジネス

2018年07月24日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)

目次

  • 未上場ICOトークンのセカンダリーマーケット
  • シンジゲートプラットフォーム
    • KYCを使用したDEX
クリプトファンド周りのことについて、様々投稿していましたが、今後これからUSのICOシーンで起こることを予想します。

未上場ICOトークンのセカンダリーマーケット

基本的にこれからUSでは、ICOトークンは証券と見なされ、当局に監督される取引所は証券取引所に近い枠組みで規制されます。また、そのICOトークンに初期に投資をするクリプトファンドは、従来のVCに極めて近いフレームワークに落ち着くと思われます。
すると、まず、Coinbaseなどに上場をしていない一般投資家が購入できない未上場トークンというカテゴリができて、それは適格投資家の間でOTC取引がされるようになると予想されます。
そのための未上場トークンのセカンダリーマーケットが出来るはずです。
例えば、今であれば、昨年末にICOがされたCosmosやBlockstackは有望視されるプロジェクトでありながら、2018年7月時点でいずれの取引所にも上場をしておらず、こういったトークンを取引したい人たちは存在します。(ちなみに僕もその一人です。)
こういったセカンダリーマーケットは、従来の株式では以前から存在していて、Alternative Trading Systemを運営する取引所としてSECの監督のもと運営されています。
VCやPEファンドがこれを利用しますが、トークンも将来的にこのようなモデルに一部分含まれてくことが想像されます。
この私設取引所を作る取引所事業者も新しくでるでしょうし、Coinbaseなども現在、証券ディーラー3社の買収準備を進めていますが、それが完了後、進出を狙っている業務のひとつではないかと思います。
もっとも、現在、シリコンバレーエリアのICOのプレセールは、SAFTですらなく、優先株で投資をされ、後にトークン上場後にトークンが転換されるというモデルが主流になりつつあり、そういった意味ではそのまま優先株のままエクイティのセカンダリーマーケットに漂流するケースもあると思います。
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