PERP DEX[無期限先物]の次に来る“裏トレンド”3選
2025年10月01日
リサーチメモ（masao i）
この記事を簡単にまとめると（AI要約）
※免責事項：このレポートは部分的に生成AIで作成されており、査読は行われていますが必ずしも正しいとは限りません。重要な情報は確認するようにしてください。
PERP DEX［無期限先物］については、弊社レポート「投資テーマとしての無期限先物取引所」で既に取り上げた通り、直近でもっとも注目されるテーマです。ではその一方で、表舞台の熱狂に隠れながら存在感を増している“裏トレンド”は何でしょうか。
今回は、その陰で広がる“裏トレンド”を整理し、「何が起きているのか」「なぜ注目されるのか」「どんなプロジェクトがあるのか」を3つのテーマで簡潔に備忘録としてまとめます。直近のトレンド把握の一助となれば幸いです。
1) 予測市場デリバティブ（Prediction Market Derivatives）
何か：Yes/No型の予測市場（例：選挙・スポーツ・経済指標）を土台に、信用・レバレッジ・裁定などを重ねる“金融レイヤー”。
なぜ今：米国での規制進展と巨大イベント需要で月間取引高が合計10億ドル超というフェーズに到達。Kalshiは$185M調達で$2B評価、Polymarketも、CFTCによる米国再参入の道筋が開けたことで、新規調達に際し最大$10B規模の評価が付く可能性が報じられている。
なぜ今：米国での規制進展と巨大イベント需要で月間取引高が合計10億ドル超というフェーズに到達。Kalshiは$185M調達で$2B評価、Polymarketも、CFTCによる米国再参入の道筋が開けたことで、新規調達に際し最大$10B規模の評価が付く可能性が報じられている。
代表例と位置づけ
- Gondor：Polymarketの建玉を担保に借入（信用拡張）を提供＝“予測市場のAave”。資本効率を上げるレイヤー。
- Melee Markets：Solanaで“Pump.fun×予測市場”の大衆型プラットフォーム（シード資金調達）。
- polldotfun：友人同士のソーシャル予測（超初期）。
- Talus Network：AIエージェント同士の対戦（AvA）×予測という新カテゴリを狙う基盤。
一口メモ：9–10桁評価や月次10億ドル級のボリュームは、2024–25年の米選挙・スポーツが牽引。証券/賭博の線引きが常にリスク。
※このレイヤーの土台となる代表的プロジェクト「 Kalshi」 については、弊社レポート「米予測プラットフォームKalshiの概要と、Solana・Baseとの連携、Polymarketとの競争や展望」に詳しくまとめていますので、併せてご参照ください。
