日本円ステーブルコインの2030年までの成長予測、ドルステーブルコインとの需要の差分
2026年05月13日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- 日本円ステーブルコインへの過剰な期待と、ドルステーブルコインとの需要の差分
- 日本円ステーブルコインの成長余地に関する筆者の考え
- 総括
前提
本稿では、日本円ステーブルコインの成長余地、ドルステーブルコインとの需要の差分について筆者の視点でまとめます。
日本円ステーブルコインの注目が国内で高まっています。円建てステーブルコインは、主なプレイヤーは、JPYC、3メガバンクによる共同発行、SBIの信託型ステーブルコインとなっています。
HashHubリサーチの読者にとっては改めて指摘する必要がほとんどありませんが、グローバルではステーブルコインの残高が継続して増加しています。
一方でこの残高の99.9%はドルのステーブルコインであり、ユーロ・円建ての比率は無視できる水準といえます。また既に流通しているステーブルコインであるJPYCについては市場での流通量(JPYCが自社で発行している残高を除く)は5億円程度であり、存在感はありません。
JPYCが現状、資金移動業型の電子決済手段として設計されており、JPYC社が第二種資金移動業者のため、発行と償還には100万円の上限があり、それが利用を妨げている側面もありますが、ステーブルコインというキーワード自体は注目されているものの、同社の流通額が上昇する気配がないのは、そもそも日本円ステーブルコインは現状プロダクトマーケットフィットはしていないことを示しています。ステーブルコイン全体は今後も成長するはずですが、その中で日本円ステーブルコインは必要とされるのか?は考える価値のあるテーマといえます。
本稿では、なぜ日本円建てステーブルコインは難しいのか、ドルステーブルコインとの需要の差分、円建てステーブルコインは今後意味あるシェアを得るまで成長できるのかについて、筆者の論考を述べます。
続きは有料会員限定です
- 月額 9,990円〜で国内最大級のWeb3リサーチが読み放題
- DeFi / NFT / DAOなど2,000本以上のレポートを網羅
- 投資判断や事業検討に使える実務視点の分析
- 基礎から最新動向までプロフェッショナルな情報にアクセス
すでにご登録済みの方は
無料会員登録は
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。