Polygonはなぜ「L2競争」だけでは足りないと判断したのか ― 技術競争の先にある「お金の流れ」を取りに行く戦略 ―
2026年01月15日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- L2の限界は「チェーンの外」にある
- Coinme買収の本質は「免許」ではなく「実務」
- Sequenceは「使わせる」ための最後のピース
- Open Money Stackとは何か
- 考察:Baseとの比較から見えるPolygonの立ち位置
2026年に入ってからのPolygon Labsの動きを見ると、同社をEthereumのスケーリングを担うL2プロジェクトにとどまる存在として捉えるのは、もはや実態に合わなくなってきています。とはいえ、Polygonが「L2競争から降りた」と言い切るのも正確ではありません。実際には、L2としての技術開発を続けながら、それだけでは差がつかなくなったという現実を踏まえ、競争の焦点を一段上のレイヤーへと移し始めている、と見るのが妥当でしょう。
現在のL2市場では、TPSや手数料、EVM互換性といった指標は急速に横並びになっています。致命的に遅い、あるいは実用に耐えないチェーンはほぼ姿を消し、技術性能だけで決定的な優位を築くことは難しくなりました。Polygonはこの前提に立ち、チェーン単体の性能競争ではなく、「その上で資金がどう入り、どう使われ、どう戻っていくのか」という、より現実的な部分へと主戦場を移し始めています。
この先では、CoinmeとSequenceの買収が何を意味し、Polygonがどのレイヤーで競争優位を築こうとしているのかを、L2競争の限界と企業利用の現実という視点から解きほぐします。
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