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Arbitrum Oddeseyの概要とやり方を動画で学ぶ -ブリッジとアグリゲーターの種類と今後の傾向の解説-

2022年06月24日

目次

  • 前提
  • Arbtirum Odysseyの概要
  • ブリッジアグリゲーターとブリッジプロトコル
  • 給付金(エアドロップ)のTipsと注意点
  • 総論

前提

本レポートでは、Ethereumのレイヤー2として注目されているArbitrumが企画しているイベントのArbitrum Oddeseyについて、プロジェクト概要と効率的な進め方を動画で説明します。またその際に使用する、チェーン間のブリッジとブリッジアグリゲーターの現状を比較検討します。Arbitrum OddeseyでNFTを集めつつ、エアドロップの可能性を狙い、それらの入手だけでなくブリッジについての実用的な知識を深める事を目的にしています。
ArbitrumはEthereumのレイヤー2で最も高TVL(Total Value Locked)を誇っており、2位のOptimismを大きく引き離しています。Optimismより後発で、尚且つ既にトークンをローンチしてTVLを引き入れようとしたOptimismに対し、Ethereumからプロトコルをスムーズに移管できるEVM互換を生かして多くの著名DeFiプロジェクトを引き入れる事でトップを走っています。
このArbitrumが、2022年6月21日からArbitrum Oddeseyというイベントを開始しました。これはArbitrum上の多くのプロトコルに触れてもらう事を目的としており、いくつかの条件を達成するとNFTを入手できます(Project Galaxyと協力)。イベントは8週間にかけて行われ、1週間ごとに2個のNFTが付与されます。また全部で16個の内、13個のNFTを集めるとボーナスNFTがもらえます。
Arbitrumはまだ独自トークンを導入していないため、トークンのエアドロップに関係するのではという思惑と、Arbtirum上のプロトコルに触れておくことで、それらからのエアドロップを見込む点から注目されています(ただArbitrumのトークンに関する情報は出ていません)。考え方としてはエアドロップには期待しすぎず、様々なプロトコルに触れる事でNFTをもらえるスタンプラリーと考えておくとよいです。
魅力的なイベントですが、自分が慣れていないチェーンに触れる労力は高く、時間を要します。本レポートでは動画で説明する事でそのコストを最小化します。またArbitrum Oddeseyの1週目はブリッジに触れる事でNFTを入手できますが、ブリッジアグリゲーターを利用する事で効率よくプロトコルに触れる方法や、ブリッジとアグリゲーターを掘り下げて知識も同時に得られるレポートにしています。

[Executive Summary]
  • Arbitrum Oddeseyの1週目はブリッジアグリゲーターのBungeeを使ってHop Protocolを経由する事で、効率よく2個のNFTが入手できる。2022年06月28日(火) 13:59に終了するので注意。
  • ブリッジアグリゲーターは複数出ているが、アグリゲーターによってスワップの効率が異なるため注意が必要。
  • エアドロップを狙うなら、$1000以上、複数回使うなどの条件があるが、日常的に使っておくのがよい。またブリッジはハッキングリスクが高いので注意。
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※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。