SakeSwapの概要 ILO(Initial liquidity offering)の機能を備えた分散型取引所
2021年04月17日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- SakeSwapの概要
- SAKEトークンの概要
- 総論
前提
本レポートでは、SakeSwapの概要について解説します。SakeSwapは、ILO (Initial liquidity offering)の機能を備えた分散型取引所です。
現在、同プロジェクトは自身のポジショニングはCoinList(中央集権型の暗号資産のプライマリープラットフォーム) とスワップ機能を備えた分散型プロジェクトと自称しています。暗号資産の初期売り出しを分散型取引所上で行うことは、IDO(Initial DEX offering)やILO (Initial liquidity offering)と呼ばれます。PolkastarterやBalancerなどがプラットフォームとして使われることが多く、SakeSwapはそのIDOあるいはILO分野で競合しようとするプロジェクトです。ILOとは一般的に、分散型取引所上でトークン初期売り出しを行い、同時に分散型取引所で初期の流動性プールを形成することを指します。資金調達をしたいプロジェクトは所定のルールの従い、SakeSwap上でトークンのパブリックセールが行えます。
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SakeSwapは2021年4月現在、EthereumとBinance Smart Chain上で稼働しています。
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。