NEAR Protocolの概要 シャーディングや高基準のユーザー体験を備えたスマートコントラクトプラットフォーム
2021年03月25日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- NEAR Protocolの基本概要
- 1.開発環境
- 2.ユーザーのオンボードがしやすい
- 3.スケーラビリティ
- NEAR Protocolの特徴的な技術・機能
- シャーディング:Nightshade
- コンセンサスメカニズム:Thresholded Proof of Stake
- Ethereumとのブリッジ:Rainbow Bridge
- 開発環境
- ユーザーのオンボードを行いやすくするRate limiterモデル
- ネイティブトークンNEARの概要
- NEARトークンのユースケース
- NEARトークンのディストリビューション
- 総論
前提
本レポートではNEAR Protocolの概要について解説します。
NEAR Protocolは、シャーディングやEthereumとのブリッジを備えたスマートコントラクトプラットフォームの独自ブロックチェーンです。トランザクション性能と分散性のスケーラビリティを一定保ちながら、ユーザーエクスペリエンスも優れた新興の独自ブロックチェーンの一つです。2020年4月にメインネットをローンチし、現在稼働しています。
2019年から2021年にはいわゆる「Ethereumキラー」とも呼ばれる多くのブロックチェーンが生まれましたが、NEAR Protocolもその一つです。しかし数あるプロジェクトの中でも比較的コアなフォロワーが多いプロジェクトであり、実際にはEthereumキラーではなくEthereumを補完する性質を持つブロックチェーンです。
今回のレポートではNEAR Protocolの基本概要と特徴的な技術、機能、ネイティブトークンNEARの概要を解説します。
公式サイト:https://near.org/
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。