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レバレッジファーミングを可能にするAlpha Homora v2の概観

2021年01月29日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)

目次

  • 前提
    • Executive Summary
  • Alpha Homora v2の概要
    • Homoraでのレバレッジ利用の注意点
    • Homoraの注意点
  • 総論

前提

本レポートではAlpha Finance Labが開発するHomora v2の概観を行います。HomoraはレバレッジをかけてUniswapで流動性提供をしたりBalancerでファーミングを行ったりすることができるプロダクトで、ユーザーはETHを担保に差し出すことで、流動性提供に必要な資産の借り入れや資産のリバランスを行い、より資本効率の良い形で手数料報酬やファーミング報酬を獲得することが可能です。
すでに過去のレポートでも述べているとおり、これはレバレッジをかけることに伴うリスクを内包する方法であり、利用の際にはプロダクトの構造を理解しておく必要があります。次節以降ではHomoraの概要をおさらいするとともに今月中にローンチ予定のHomora v2を紹介し、レバレッジ利用時にはETH価格の変動によってユーザーの損益がどのように変化するかのシミュレーション結果を解説します。

Executive Summary

  • Curve、Balancer、SushiSwap、Uniswapでのレバレッジをかけた流動性提供をサポート
  • 最大で9倍レバレッジをかけたファーミングをサポート
  • ステーブルコインのレバレッジは9倍まで可能
  • 複数のアセットの借り入れとレバレッジが可能
  • ファーミングしたトークンは自動的には売却されない
  • 流動性提供時にはペアリングのために2つのトークンを同数(同価値)だけ持つ必要はない
  • 本質的に担保資産の空売りと同じ挙動を示すため、通常の流動性提供とは異なる方向に損益が伸びる
Alpha Financeは過去レポートでも概要を紹介しています。
*参照レポート:Alpha Finance Labの概要 ファーミングに最大3倍のレバレッジを設定できるプロダクト
https://hashhub-research.com/articles/2020-10-16-about-alpha-finance-lab
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※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。