CurveプールとSynthetixの合成資産を使った低スリッページのトークン交換ルーティングシステムについて

目次

  • 前提
  • Curve × Synthetixによる最良レート提示の構造
  • 構造のキーは合成資産、SNXの時価総額、合成資産発行者のリスク
  • 総論

前提

本レポートではCurveとSynthetixの機能を組み合わせることによるBTC<->ETHやETH<->DAIのようなアセットの交換を、おそらく最良レートで提示できるようになる仕組みを解説します。この仕組みを理解するにはCurveとSynthetix両方の概要を理解する必要がありますが、本レポートではそれらのエッセンスを逃さない範囲で噛み砕いて説明し、概要を解説します。この方式は今後、DEX領域に大きな影響を及ぼすと予想され、大枠では良い影響を与えるでしょうが懸念点もありますので、次節以降では全体を俯瞰できるような理解を試みます。

Executive Summary

  • CurveはETH<->sETHとWBTC<->sBTCの最良レートで提示する
  • Synthetix上ではsETH<->sBTCをスリッページ(交換レートの不利な方向への滑り)なしで交換できる
  • 上記2つを組み合わせることによってETH<->WBTCの最良レートが実現する
  • 現時点ではガス代が非常に高いがCurveとSynthetixが共にL2で稼働すれば解決する可能性が高い
  • 合成資産の最も有効的な利用方法の一つである

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