ポストコロナにおける金融市場 3月の暴落から約半年が経過したゴールド・Bitcoin・GAFA株式

目次

  • 前提
  • 新型コロナウイルス感染による不況の特殊性と金融市場
  • 株式会社の保有アセットのエクスポージャーにも変化の兆候
  • 中国と米国の緊張継続と企業制裁の激化
  • Bitcoinのインフレーションヘッジ需要は継続するも、リスクシナリオがあるとすれば何か
  • 総論

前提

本レポートでは、ポストコロナにおける金融市場を概観し、筆者の考察を述べます。中国で年初に発生した新型コロナウイルスはやや時間差で世界に拡大、3月には世界の株式市場が大きく反応して下落を引き起こしました。
それから約半年近くが経過しようとしている8月現在、株式市場は大きく戻り、ゴールドやBitcoinはインフレーションへのヘッジ資産として需要が高まっています。また、株式市場においては、S&P500(Standard & Poor's 500 Stock Index)は8月に史上最高値を更新し、実体経済と反した動きになっています。世界中の中央銀行による大規模な増刷とゼロ金利政策によって、資産が買われています。これらの市場の動き、特にBitcoinやゴールドに対する需要の増加は今年3月に予測した通りの動きでもあり、当時のレポートで解説しています。
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金融市場が新型コロナウイルスの存在に慣れようとしている現在、改めて市場を概観し現在起きていることを理解し、リスクがあるとすれば何かということに思考を巡らすことも大切です。それを本レポートの主旨とします。

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