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ソフトペッグ系トークンの最良レートを提示するCurveとCRVの概要

2020年08月19日

目次

  • 前提
  • Curveで交換できるトークン
  • Curveを使うタイミング
  • Curveの独自トークンCRV
  • Compoundやyearnのトークン用のプールが存在
  • Curveでの流動性提供のリスク
  • 結論

前提

本レポートではDAI/USDC/sUSDやwBTC/renBTC/sBTCなどのソフトペッグトークン同士の交換をサポートするCurveの概要を提供します。Curveは取引高が20~30億円程度でUniswapについで大きな取引高を実現しているノンカストディ型(DEXとも呼べる)の交換プロトコルです。Curveにロックされている資産は1,000億円を超えており、MakerDAOやCompoundに並ぶプロダクトとなっています。
ソフトペッグとは、「基本的に$1前後で値動きすると考えられているトークン」や「BTCを1:1で交換できるトークン」のことを指します。つまり、前者であればCircle社が発行し、銀行口座に保管されている米ドルが担保となっているUSDCやEtherを担保に$1前後に価格を収束させようとしているMakerDAOのDAIが該当します。
後者はいわゆる「Ethereum上のBTC」が該当し, Ren ProjectのrenBTCや複数の事業者が発行者となっているWBTC, Synthetix上でSNXを担保に発行できるsBTCのことを指します。
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※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。